サジーベリーの産地はどこが多い？日本でも栽培されているの？

サジーベリーの産地についてお伝えします。サジーベリーは、豊富な栄養素が含まれていると話題のスーパーフルーツです。美容や健康のためにサジーベリーを取り入れている、という方も少なくありません。さまざまなサジー商品が販売されているので、どこが産地なのか気になっている方もいるでしょう。サジーの産地や日本での栽培について、詳しく紹介します。

シーベリーの主な産地

シーベリーは、ユーラシア大陸原産のスーパーフルーツです。ロシアや中国、西アジア、ヨーロッパなど、多種多様な環境で自生しています。さまざまな厳しい環境下でも生き抜ける強い生命力も持つ果物です。

シーベリーはユーラシア大陸原産のスーパーフルーツ

シーベリーは、ユーラシア大陸原産のグミ科の植物です。小豆程度のオレンジ色の小さな果実で、7千年以上前から自生していたと言われています。シーベリーの他にも、サジーベリーやシーバックソーンなど、さまざまな名称で親しまれています。

世界中で自生している果物

シーベリーは、ロシアや中国、モンゴル、中央アジア、ヨーロッパ北部など、世界中で自生している植物です。シーベリーは、マイナス40℃の寒冷地や標高1,200～2,000mの高山、砂漠地帯などの厳しい環境下を生き抜く強い生命力を持っているのが特徴です。

日本産のサジーベリーはどこで生産されている？

日本産のサジーベリーは、北海道で生産されています。厳しい寒さから果実を守るために豊富な栄養素が蓄えられます。

日本では唯一北海道で生産されている

日本産のサジーベリーを唯一栽培している地域は、北海道です。世界中で自生するサジーベリーですが、日本での栽培は確立されていませんでした。しかし、現在では厳しい寒さの北海道で唯一、日本産のサジーベリーが生産されています。

北海道の厳しい寒さを乗り越えることで、栄養豊富なサジーベリーが生産できます。北海道むかわ町のフォレスト・ベリー農園では、海外でしか栽培されていないサジーベリーの国内栽培に成功。日本初の国産無農薬で栽培されているサジーベリーは、収穫後すぐに自社工場で冷凍保存。

いつでもフレッシュな冷凍サジーベリーやサジージュース、ジャムなどが販売されています。栄養豊富なサジーベリーを無農薬で安心して楽しめると評判です。

サジーベリーには、美肌成分が含まれているため、サジーベリーを使用した化粧水やクリーム、ヘアオイルなども人気。肌を若々しく保ってくれる成分も豊富に含まれているため、エイジングケアとして取り入れている方も多くいます。アミノ酸も含まれているため、ヘアケアにも効果的です。

産地ごとにサジーベリーの栄養価が異なる

サジーベリーの栄養価は、産地ごとに異なります。サジーには、美肌に欠かせない成分や健康、美容に効果的な成分など約300種類の栄養素が含まれています。

サジーベリーの栄養価は生育環境によって異なる

サジーベリーは厳しい環境下でも生育できるため、幅広い環境に適応できるようにさまざまな成分を生成したと言われています。そのため、生育した地域や環境によって栄養価やサイズ、色、形が異なる点が特徴です。

サジーベリーは、温度差が激しいなど、より過酷な環境下で育つと栄養価が高くなります。世界中のサジーベリーの中でもトップクラスの栄養価を含む内モンゴルのサジーベリー。内モンゴルでは、冬はマイナス40℃、夏は　40℃を超える猛暑のため、気温差が激しく栄養価が高まります。

サジーベリーのオレンジ色は、生育環境によって色の濃淡が変化。厳しい寒さに耐えて冬を越したサジーベリーは、抗酸化成分が多く含まれているため、濃いオレンジ色のサジーになります。サジーベリーの旬は真冬。植物では珍しく冬を越せるため、より厳しい寒さの下で育てられたサジーベリーは、寒さから果実を守るために多くの栄養素を蓄えます。

約300種類の栄養素を含むスーパーフルーツ

サジーは、約300種類の栄養素が含まれているスーパーフルーツです。鉄分やビタミンA・C・E、アミノ酸、ミネラル、食物繊維など、豊富な栄養素が含まれています。冷凍されたサジーベリーをそのまま食べたり、ジュースにしたり、美肌成分をダイレクトに取り入れられます。

栄養成分がたっぷりのサジーベリーを摂取することで、寝ても疲れがとれなかったり、腸内環境が乱れていたり、健康の悩みを軽減する効果が期待できるでしょう。

サジーベリーには、シミやくすみ、たるみなど、美肌に欠かせない成分も含まれているため、美肌ケアとしても重宝されています。化粧水、クリーム、ヘアオイルなど、美容の悩み、肌トラブルに効果的なスキンケアアイテムも販売されています。

まとめ

この記事では、サジーベリーの産地についてお伝えしました。サジーベリーは、ユーラシア大陸原産のグミ科植物です。マイナス40℃の寒冷地や高山、砂漠地帯など、さまざまな厳しい環境下でも生き抜ける強い生命力があるため、世界中で自生しています。日本産のサジーベリーは、北海道で生産。北海道の厳しい寒さに耐えた栄養豊富なサジーベリーを手に入れられます。

サジーベリーの栄養価は、産地の環境によって左右されます。より厳しい環境下で育ったサジーベリーは、栄養価が豊富。サジーベリーは、ビタミンA・C・Eや鉄分、ミネラル、アミノ酸など、約300種類の栄養素が含まれるスーパーフルーツです。サジーを摂取することで、美容や健康の悩みを軽減する効果が期待できるでしょう。美肌や貧血対策として栄養豊富なサジーを生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。